全国高校サッカー選手権 東京都1次予選2014 観戦記

都大会のパンフレットに掲載する写真撮影
都大会のパンフレットに掲載する写真撮影

2014.8.21 八王子東戦観戦記 〇都立西1-1 PK4-1

後半30分 右CK服部の正確なキックに、FW西田が渾身のジャンピングヘッド。同点弾となる。
後半30分 右CK服部の正確なキックに、FW西田が渾身のジャンピングヘッド。同点弾となる。
PK戦、先行の西、一番手FW西田は、落ち着いて決める
PK戦、先行の西、一番手FW西田は、落ち着いて決める
PK戦、二番手DF池田は力強く決める。
PK戦、二番手DF池田は力強く決める。
PK戦。三番手MF服部は確実に決め、相手にプレッシャーを与える。
PK戦。三番手MF服部は確実に決め、相手にプレッシャーを与える。
西高の守護神、GK佐々木の闘志に、八王子東は圧倒される。佐々木は2本阻止する。
西高の守護神、GK佐々木の闘志に、八王子東は圧倒される。佐々木は2本阻止する。
西高の四番手、これを入れれば都大会という場面で、冷静なMF瀬川は淡々と決め、切符を手にいれる。
西高の四番手、これを入れれば都大会という場面で、冷静なMF瀬川は淡々と決め、切符を手にいれる。
勝利報告へウイニングラン
勝利報告へウイニングラン
応援観戦するOB。左から小安会長、尾方副会長、寺田名誉会長。
応援観戦するOB。左から小安会長、尾方副会長、寺田名誉会長。

(2014.8.21 都立八王子東戦 観戦記)〇西 1-1 (PK4-1)
無風の炎天下、12時より調布の明治大学明治高校グランドで、全国高校サッカー選手権東京都第1次予選 B5ブロックの決勝戦が行われた。
先発メンバーは,GK佐々木、CB池田、CB柴田、右SB高良(2年)、左SB茂木、ボランチMF服部、MF瀬川、右MF小倉(2年)、左MF鶴巻、FW西田、FW中田(1年)(表示以外は3年)(後半交代出場、MF小倉→右MF坂本(1年)、FW中田→FW中野(3年))
(20名の登録は、67期12名、68期3名、69期5名)
(前半)
西高はサックスブルーのユニフォーム。八王子東のキックオフで試合開始。
立ち上りは、八王子東のリズムで展開。
4分MF鶴巻の左サイド突破により反撃開始。
7分ようやく八王子東が両軍のファーストシュート。
両チーム、決勝を意識してか、動きが硬い。
FW中田を1トップにして、FW西田がやや下がりゲームメークする。
17分、あっという間に給水タイム。
互いに、横への展開が少なく、単調な攻撃。
33分右サイドで、MF小倉の守備からFW西田、FW中田につながり、MF鶴巻のヘッディングシュート。左へ外れるが、ようやく西高らしさが出る。
36分ボランチ服部が左サイドをドリブル突破しセンタリング。
西高が少し自分たちのリズムを出し始めたことろで、前半0-0で終了。
(後半)
2年小倉に代わり、1年坂本が入り、西高のキックオフ。
0分、MF服部が”後半はやるぞ”と檄を飛ばすように強烈なミドルシュートを放つ。相手GKは倒れながら好セーブ。西高の連続攻撃が始まる。
3分、左CKを服部が蹴り、CB池田が得意のヘッドでゴールを襲う。
5分、服部→MF坂本→FW西田と渡りゴール前の混戦を作る。
9分、服部の30mロングシュートが、バーに当たる。
13分、満を持して、FW中野(3年)を投入。(1年中田と交代)FW2トップは、中野と坂本になり、西田はトップ下の陣形になる。FW中野のキープ力を活かし、西の攻撃は更に厚みを加えた。
18分、給水タイム
19分右サイドをドリブル突破したFW坂本が右CKを獲得。右CKをヘディングしたが得点ならず。
21分八王子東の反撃に、DFライン池田、柴田はスキがない。GK佐々木は、前に飛び出すタイミングに好判断をみせる。GK佐々木は、正確なキックで攻撃の起点となる。
25分GK佐々木→MF西田→FW中野がドリブルシュート。
西高が先制点を奪うのは、目前と思われた。
26分、八王子東の逆襲速攻が、左から右に展開し、中央へ折り返し、高い打点のヘディングシュートが鮮やかに西高ゴールネットを揺らした。八王子東に先制点。試合が動いた。

ここで、西高は焦らなかった。良いリズムを崩さず、同じリズムで攻め立てた。

29分2年SB高良が右サイドを押し上げ、1年FW坂本が粘って右CKを獲得する。
30分右CKを3年服部が正確に蹴り、待ち構えていた、3年西田が得意のヘディングシュートを

正確にゴールする。たちまち1-1の同点。この得点はまさに、2年→1年→3年の連係プレーといえる。

31分、八王子東ゴール前でFW中野がつぶれ役を果たし、MF西田が強いシュート。惜しくも逆転ならず。
MF瀬川は、後半ポジション取りが良くなり、豊富な運動量が生きてくる。
35分、FW中野は、次々と3人をドリブルでかわしていき、4人目からCKを得る。
八王子東も最後の力を振り絞り、右サイドから攻撃を仕掛ける。
アディショナルタイム4分と長い時間、両軍必死の攻防もタイムアップ。 
決勝のため前後半10分づつの延長戦に入る。延長戦に入っても、両軍のスピードは落ちることがない。また、炎天下の延長戦でも足をつる選手は、両軍とも殆どいない。
西高は、CB池田はボランチの位置に、ボランチ服部はトップ下の位置まで上がり、分厚い攻撃を仕掛ける。しかし、八王子東の小柄なGKは、大車輪の活躍をみせ、勝ち越し点を防ぐ。

審判は、10分丁度でハーフタイムを取り、最後の10分に両チームが競い合う。

2分、服部→西田→中野と渡り、中野はバイシクルシュートを試みる。
8分、FW坂本のスライディングシュートは惜しくも外れる。
9分、八王子東の攻撃に、SB茂木はスライディングタックルで阻止する。
再び、審判は10分丁度で長い笛を吹き、1-1で試合は終了し、都大会への挑戦権はPK戦に持ち込まれる。 
PK戦は、コイントスにより西高の先行。
1人目、西田が落ち着いて決めると、八王子東も決める。
2人目、池田が力強く決めると、GK佐々木が、八王子東をブロックする。
3人目、服部が難なく決めると、GK佐々木の気迫に圧倒されたか、八王子東が外す。
4人目、3-1となり、プレッシャーがかかる4人目は、3年瀬川。淡々と蹴り込み、
都立西高が、都大会の切符を獲得した。
西高は全員がPKを成功した。これは、この仲間で都大会へ行こうという強い気持ちが、
勝利を呼び込んだのではないか。
都大会まで約4週間。体調面のケアをしっかりして、連係プレーに磨きをかけ、
3年、2年、1年がまとまることを期待したい。

2014.8.18 都立戸山戦観戦記 〇西3-1戸山

ナイトゲームができる大井ふ頭スポーツ公園
ナイトゲームができる大井ふ頭スポーツ公園
コイントスをする佐々木主将
コイントスをする佐々木主将

FW西田のドリブル突破。豪快な先制点。
FW西田のドリブル突破。豪快な先制点。
勝ち越し点を決めたDF池田の雄叫び
勝ち越し点を決めたDF池田の雄叫び

左SB茂木、渾身の折り返し⇒鶴巻へ
左SB茂木、渾身の折り返し⇒鶴巻へ
茂木のクロスをMF鶴巻が落ち着いてプッシュし3点目。
茂木のクロスをMF鶴巻が落ち着いてプッシュし3点目。

円陣で気持ちを一つに
円陣で気持ちを一つに
歓喜のイレブン
歓喜のイレブン

応援者へ勝利の報告。都大会進出まで「あと一つです」と叫ぶGK佐々木主将。メンバーは余裕の笑顔。
応援者へ勝利の報告。都大会進出まで「あと一つです」と叫ぶGK佐々木主将。メンバーは余裕の笑顔。
(2014.8.18 都立戸山戦 観戦記)〇西 3-1 戸山
ナイトゲームが可能で観客スタンドがある、大井ふ頭スポーツ公園第2グランドで、全国高校サッカー選手権東京都第1次予選 B5ブロックの準決勝戦(3回戦)が行われた。
先発メンバーは,GK佐々木、CB池田、CB柴田、右SB高良(2年)、左SB茂木、ボランチMF服部、MF瀬川、右MF坂本(1年)、左MF鶴巻、FW西田、FW中田(1年)   (表示以外は3年)(後半交代出場、FW中田→FW橋本(1年)、MF坂本→中野(3年))
(20名の登録は、67期12名、68期3名、69期5名)
(前半)
10時、横風微風の好コンディションの下、西高のキックオフで試合開始。
0分、早くも、西高がファーストシュート。
2分、1年生FW中田がGKと1対1となるが、決まらず。
4分、3年FW西田を起点に、1年MF坂本、FW中田がゴール前に詰めビックチャンス。
5分、守備陣では、CB池田のヘディングの強さが目立つ。
8分、ラインコントロールもよく、オフサイドを確実に取っている。
西高のリズムで試合は進む。
しかし16分、戸山は、西高ゴール正面25mのFKを得る。キッカーは、壁の下を狙う強いグランウンダーのシュート。これを、GK佐々木は、横っ飛びの好セーブ。
17分の給水タイム後も、西高ペースで展開。
23分、SB高良がゴール前に切れ込み強いシュート、GKが弾くところMF鶴巻がシュート。
先制点かと思われたが、ラインズマンは何故かオフサイドの旗を揚げ、幻のゴールとなる。
28分、FW西田が味方にボールをSB高良に預け、直ちに上り、再びパスを受け、右サイドをドリブル突破し、自ら豪快なシュートをGKの左へ叩き込む。ついに、西高が先制点を挙げた。
32分、前の試合6点を挙げている戸山が反撃する。右サイド攻撃から、切れ込み、鋭いシュートを鮮やかに決め、1-1の同点となる。(この時、西高守備陣がハンドを犯していた。西高の一部がプレーを止めてたのに対し、委細構わず戸山はシュートまで持ち込んだ。「審判の笛が鳴るまでプレー続行」の基本を、西高の一部守備陣は思い知らされた)
35分、主審の笛が鳴り、前半は西高ペースながら1-1で終了。
(後半)
よく走っていたFW中田に代え、同じ1年のFW橋本を投入。
0分、西高が攻勢。MF服部が攻め込む。FW橋本が1トップ気味に張る。
3分、6分とMF鶴巻がSB茂木と左サイドからチャンスを作る。
11分、3年FW中野を投入。(活躍した1年、坂本と交代)
13分、GK佐々木が攻撃の起点となり、茂木→鶴巻→西田→中野と相手ゴール前まで自在に展開する。
16分、ハーフウエイライン近くのFKから、キッカー服部は正確に、ゴール前に詰めたCB池田を狙い、池田は得意のヘディングシュートで、勝ち越し点を射止める。2-1。ここぞという大事な時にはこうした、セットプレーが生きてくる。
戸山も反撃し、25分26分には、GK佐々木の好セーブで事なきを得る。
29分、FW中野は、左サイドをドリブル突破し、相手GKをかわしたが、シュートは惜しくも外れる。
35分、手を緩めない西高は波状攻撃を仕掛け、SB茂木が、相手ゴールラインまで攻め上がり折り返す。冷静にMF鶴巻がプッシュし、勝負を決める3点目を挙げる。
36分、諦めない戸山は、左CKでゴール前に迫るが、GK佐々木の好セーブや、西高守備陣は最後まで走りきり、後半は点を与えず、3-1で勝ち切った。 
体調面十分でない選手も多い中、西高らしさがよく出た好ゲームであった。体調十分であれば、5点から6点が挙げられた内容である。1年生がよく走り、戦力になってきていることも収穫と言える。都大会進出をかけた決勝戦に期待したい。

2014.8.15 都立赤羽商業戦観戦記  〇西2-0赤羽商業

生みの苦しみ。待望の先取点を挙げたMF服部を祝福する西高イレブン。
生みの苦しみ。待望の先取点を挙げたMF服部を祝福する西高イレブン。
勝利報告へ向かい、全員のウイニングラン。
勝利報告へ向かい、全員のウイニングラン。
GK佐々木主将挨拶 「1分でも永くこのメンバーで一緒に闘いたい」
GK佐々木主将挨拶 「1分でも永くこのメンバーで一緒に闘いたい」
夏空が広がり、やや横風が強い都立立川高校グランドで、全国高校サッカー選手権の初戦を迎えた。
先発メンバーは,3年67期が10名、1年69期からは1名。GK佐々木、CB池田、CB柴田、右SB河村、左SB茂木、ボランチMF服部、MF瀬川、左MF鶴巻、右MF橋本(1年)、FW西田、FW湯浅(後半交代出場、MF橋本→右MF坂本、FW湯浅→FW中野、MF瀬川→FW中田)
(20名の登録は、67期12名、68期3名、69期5名)
(前半)
サックスブルーのユニフォーム西高のキックオフで試合開始。先制点を狙う西高が攻め込み、1分にFW西田がファーストシュート。スピードのある長身FW湯浅が走り込む。
MF服部のミドルシュート、右CKから、DF柴田がヘディングで狙う。赤羽の攻撃に対して、FW西田FW湯浅が高い位置でよく守備を行い攻撃の芽を摘む。MF鶴巻が左サイドを突破し、何度もよい折り返しを入れる。18分に主審は給水タイムを取る。
西高のボール支配率は高いが、なかなか、先制点は奪えない。赤羽が、FKからゴール前を襲うが、GK佐々木がパンチング1発で跳ね返す。赤羽の巨漢FWの突破力は要警戒で、CB池田、柴田とSB河村、茂木の連携もよく、赤羽にサイドを突かれても、ゴール前は固めている。西高は、何度も西田、鶴巻、服部がシュートを放つが、あと一歩でゴールを割れない。
37分、0-0のまま主審は前半終了の笛を吹く。
(後半)
赤羽のキックオフで再開。直後のピンチをCB池田のヘッドで跳ね返す。
3分、よく走っていた1年生MF橋本に代えて、同じ1年のMF坂本を投入。
前半同様、西高がボールを支配し何度もシュートチャンスを得るが、
ゴールに結びつかない。赤羽は、ミドルシュートを放ち対抗する。
10分前後は、赤羽ペースとなり巨漢FWが突進し、CB池田、GK佐々木が忙しくなる。
18分、給水タイムで、選手交代とポジションチェンジで西高は局面を打開する。
  FW湯浅→FW中野(3年)、MF瀬川→FW中田(1年)の二人を入れ、FW西田を
 本来のボランチとする、ポジションチェンジを行った。これが功を奏した。
 ボランチが服部、西田のコンビとなり、前線でボールキープができるFW中野という
 春の高校総体で実績のある布陣である。また、走力のある1年生FW中田とMF坂本が
 前線を活性化させた。
22分、ついに、相手の意表を突く、MF服部のロングシュートにより、均衡を破り先制点。
27分、FW中野がドリブル突破し、角度のない左サイドから、絶妙のサイドキックで、
 相手GKの脇をかすめ2点目。
これで、勝負あったが西高は手を緩めず、なおも追加点を狙った。
1年生が溌剌と走り、次々にチャンスをつくる。
DF陣は、バックラインを適切に上げて、オフサイドトラップを上手く掛けていた。
実際には追加点は奪えなかったが、確実に西高のリズムは良くなった。
38分、主審は、長い笛を吹き、2-0で初戦を勝ち抜くことができた。
 
どんなチームでも難しい初戦を、よいリズムを取り戻して西高は乗り切った。
GK佐々木は、応援席への挨拶の中で、
「1分でも永く、このメンバーでサッカーをしたい」と語った。
その強い一念で、3年2年から1年まで、全員がまとまれば、
上位進出も夢ではないだろう。
怪我で万全でない選手もいる中、チームが一つにまとまることが、
一人一人の個性・実力を発揮させることだろう。