高校総体 南支部 2017.4

第1回戦 都立鷺宮戦の観戦記

試合前に指導する寺嶋先生とイレブン。
試合前に指導する寺嶋先生とイレブン。

2017.4.23 平成29年度高校総体 東京都予選 南支部
第1回戦 都立鷺宮戦の観戦記
●都立西高 0-3(前半0-1、後半0-2)都立鷺宮
     40分ハーフ 会場:筑波大駒場グランド 天候:快晴、微風。   
先発メンバー:GK西原壮太(70)、CB櫛田潤(70)、CB高田海聖(70)、CB下山田徹大(70)、ボランチMF大村拡平(70)、ボランチMF小澤卓也(71)、右MF箕輪統(70)、左MF野中元太(70)、FW石塚奏太(70)、FW久保田耕介(70)、FW福渡渓太(71)。
  交代出場:GK浅野準輝(70)、FW杉村蒼士(70)、MF斉藤良太(70)、
登録メンバー:MF長田健成(70)、MF岩本理志(70)、MF福嶋謙志(71)、MF川頭勇介(71)、DF勝見健太(71)、DF鈴木淳人(71)。
11時15分、サックスブルーのユニフォーム、都立西は風上を取り、鷺宮のキックオフで試合開始。
西高の先発メンバーは、70期3年生9名、71期2年生2名の構成。
システムは3バック、2ボランチ、3トップ。守備を固めながら、攻撃力を発揮できる陣形と言える。
0分 鷺宮はキックオフから積極的に波状攻撃を仕掛ける。立ち上がりの5分の重要性を意識している。
   鷺宮は早くも30秒に右CKの好機。
3分 鷺宮は右サイドからの攻撃により、至近距離からのシュートを放つが、GK西原が好セーブで阻止。
    セカンドボールを鷺宮が奪い連続攻勢をみせる。
5分 ようやく櫛田たちCB陣が守備を落ち着つかせる。
6分 右サイドで運動量を誇るFW久保田が西高初のシュートを放つ。
    ボランチの大村、小澤、FW福渡がセカンドボールを巡るヘディングの争いに、競り勝つようになる。
9分 中盤が出来てきて、FW久保田がミドルシュートを放つ。
12分 鷺宮もエースの10番がミドルシュートを放つ。互角の展開になる。
    3バックの下山田、高田、櫛田のDFラインが安定化してくる。
19分 箕輪⇒久保田⇒FW福渡で右サイド奥深く攻め込む。
21分 大村⇒野中の左サイド攻撃も機能し始め、FW石塚がシュート。
しかし、23分から5分間は、再び鷺宮が攻勢を強める。
23分左からFK、24分左CK、25分右CK、26分右CK、27分強烈なシュートと鷺宮の時間帯。

28分から32分は、逆に西高の攻撃の時間帯となる。
  CB櫛田を起点に、小澤、久保田、福渡など右サイドから縦へ早い攻撃を展開する。

30分 FW石塚がドリブルで持ち込み、折り返し、福渡が合わせたシュートは、外れるが一番良い形ができる。
32分 ボランチ大村から福渡、久保田と展開し、相手GKを脅かす。
しかし、西高が攻撃的な態勢をとっている時間帯に鷺宮の逆襲を受ける。
34分 鷺宮が縦に早いパス回しにより、鷺宮陣からスルスルと西高ゴール前に迫る。
   DF陣がスライディングなどで止めることが出来ず、鷺宮主将でエースの10番に渡り、
   強烈なシュートを左隅に叩き込まれる。鷺宮が先制点を挙げる。0-1.
   それまで、ことごとく、阻止していたGK西原でも脱帽のシュートであった。
36分 西高のFKで反撃開始。
37分 櫛田を起点に箕輪⇒久保田が右から折り返す。FW石塚がゴール前でつぶされる。

41分 西は左サイドから攻撃を続けるが、ハーフタイムの笛が鳴る。前半を0-1で折り返す。

(後半)
  両軍選手交代はなく、西高のキックオフで再開する。
前半同様、開始早々から、鷺宮は攻勢を続ける。
0分 早くも鷺宮のシュート。GK西原は正面でがっちりキャッチ。
1分 鷺宮左サイドの攻撃を、GK西原がファインセーブでCKに逃れる。
5分まで鷺宮の攻勢が続き、ようやく西高が反撃する。
8分 しかし、再び、鷺宮の攻勢により、押し込まれ西高ゴール前に釘付けになる。
  大混戦の中で、鷺宮がプッシュし、ゴールを奪う。鷺宮の2点目。  0-2.
  (ゴールした時には、GK西原が倒れており、キーパーチャージがあった可能性がある。)
  このプレーで、GK西原が首を負傷する。応急手当するが、プレー続行は無理であり、控えのGK浅野(70)が呼ばれる。
約4分後の後半開始後12分に再開する。
この時、FW石塚に代わり、FW杉村が入る。
14分 FKを大村が蹴り、ゴール前へヘディングするがGKにキャッチされる。
17分 鷺宮左CKをCB下山田が跳ね返し、福渡に繋ぐ。右サイドから走り込んだ久保田がシュート。
20分 久保田がポストプレーし、交代したFW杉村を走らす。
    杉村は、走力を活かして、鷺宮陣内を脅かす。
25分、27分 左サイドのMF野中は、攻守の切り替えが早い。相手攻撃に必死で戻りカバーする。
30分 反撃するためCB櫛田は、パワープレー体制で、前線に張り付くようになる。
31分 杉村からゴール前へ走り込む箕輪へ渡るが、惜しくもオフサイド。
32分 鷺宮FKからの攻撃に、GK浅野がパンチングで阻止。代役を良く勤めている。
36分 CB下山田⇒福渡⇒大村など連繋プレーで攻め込む。
38分 鷺宮が逆襲。縦へ早い攻め。キープレーヤーの10番がドリブルで右サイド深く入り、ゴール前へ折り返す。
    走り込んだFWが西ゴールを割り3点目。   0-3.
    またしても縦に早い展開でゴールを許す。
それでも、西高は諦めない。
40分 走力の衰えを知らないFW久保田は左サイドへ廻り、折り返し、野中がシュートを狙う。
42分 箕輪⇒福渡がシュート。惜しくもGKに阻まれる。
42分 野中に代えて、MF斉藤良太が入る。
43分 FKを得て、MF斉藤がキックしゴール前で競り合う。
44分 最後まで攻める気持ちを切らさなかったが、審判は試合終了の笛を鳴らす。
    
実力は拮抗しながら、点数は0-3と実力以上の差がつき、敗戦となりました。
一番の原因は、「勝利への執念の差」ではなかろうか。
西高にも得点のチャンスは数多くあった。
前半開始5分終了5分、後半開始5分終了5分など得点時間帯での集中力は、
鷺宮が優れていた。この点、全員の意識が鷺宮が高かった。
特にこの時間帯でセカンドボール奪取への意識が高い。
また、西高のリズムで攻撃している時間帯に、逆襲を受け失点に繋がった。
こうした時間帯での緊張感の切り替えは、練習では掴めない。
やはり、強いチームとの試合を通じて、獲得していくものであろう。
練習試合でも、こうした状況を意識して、チームとして高めることが大切ではないか。


一方、体力的な差の解消は、これから個人が意識することで取り組んで頂きたい。
競り合いに負けないためには、体幹の強化が欠かせないといわれます。
次の全国大会予選までは、わずか4か月。大切な4か月です。
70期71期そして1年生の72期の諸君に期待します。

試合終了後、応援者へお礼と報告するイレブンと控え選手たち。70期71期。
試合終了後、応援者へお礼と報告するイレブンと控え選手たち。70期71期。